虚血性心疾患、心臓弁疾患、大動脈疾患、末梢血管疾患、その他心血管関連疾患
※血管生理検査専門外来(Vascular Labo)のお知らせ
木曜日の午後 川崎医師による「血管生理検査専門外来」実施しています。
氏名・職名 | 認定資格 | 主な専門分野 |
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よしだ としひと 吉田 俊人 心臓血管外科センター長 医長 |
心臓血管外科専門医 胸部外科認定医 外科専門医 |
心臓 血管 |
かわさき まさかず 川崎 正和 医長 |
心臓血管外科専門医 修練指導者 胸部外科認定医 脈管学会専門医・指導医 腹部ステントグラフト指導医 胸部ステントグラフト指導医 日本血管外科学会認定血管内治療医 外科専門医 下肢静脈瘤血管内レーザー焼灼術実施医 |
心臓 血管 血管内治療 |
手術総数 68例 | |
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人工心肺症例 | 10例 |
心臓胸(腹)部大血管 | 16例 |
動脈(腹部以下) | 22例 |
静脈関連 (含:血管アクセス手術) |
29例 |
その他 | 1例 |
胸部大血管手術症例 3(0)例 | |
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非解離性 | 0(0)例 |
解離性 | 3(0)例 (Re-do:3例) |
上行置換 STJ縫縮:1例 |
1(0)例 |
上行弓部置換 A弁吊り上げ:1例 |
2(0)例 |
( )内は緊急手術例 |
虚血性心疾患、弁膜症手術症例 12(0)例 | |
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単独冠動脈バイパス術
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7(0)例 |
大動脈弁
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2(0)例 |
僧帽弁+三尖弁
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2(0)例 |
大動脈弁 + 僧帽弁 + 三尖弁
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1(0)例 |
( )内は緊急手術例 |
腹部大動脈瘤及び腸骨動脈瘤手術症例 14例 | |
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非破裂性 / 破裂性 | 13例/1例 |
腸骨動脈瘤 | 2例(0例) |
再建人工血管等
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★ Failed EVAR症例に対し、翌年1月に人工血管置換術を施行 | ( )内は緊急手術例 |
2023年度臨床研究業績一覧(講演)
2010年3月1日に国立病院機構の方針で北海道がんセンターから心臓血管外科医局ごと当院へ異動してきました。
北海道がんセンター(旧国立札幌病院)では1996年から成人の心臓大血管疾患を中心に診療にあたり、この14年間に総計約3000例の手術を行っております。1300例は心臓、胸部大動脈瘤の手術、600例は腹部大動脈瘤の手術、1000例は末梢動脈疾患と静脈の手術でした。それまで積み上げた経験を生かし、2010年から当院で心臓血管外科領域の診療に全力で取り組んでおります。
当施設の特徴として各科の専門家がそろった総合病院であり、さまざまな合併症のある患者さんにも対応可能です。さらに第三次救命救急センターの機能を有し、重症の循環器系救急患者にもできる限り対応しております。また、当科は日本心臓血管外科専門医認定機構から基幹施設、日本脈管学会から研修指定施設、日本ステントグラフト実施基準管理委員会から腹部ステントグラフト内挿術実施施設、下肢静脈瘤血管内焼灼術実施・管理委員会から実施施設として認定されています。
また当科では2016年2月より血管生理検査専門外来(Vascular Labo)を開設し、末梢動脈疾患(PAD)の早期発見に努めております。PADに限らず静脈疾患が疑われる患者様がいらっしゃいましたら是非ご相談ください。
2019年4月から斗南病院心臓血管外科より吉田俊人先生が新たにスタッフとして加わり、心臓・胸部大血管手術領域につきましてもより一層積極的に取り組んでまいります。
これからも症例を積み重ね、患者さんのために、さらに高度で安全な、また可能な限り低侵襲な医療を提供できるようにスタッフ一同、常に努力してまいります。
当科は一般社団法人National Clinical Database(NCD)が実施するデーターベース事業に参加しています。この事業は、日本全国の手術・治療情報を登録し、集計・分析することにより医療の質の向上に役立て、患者さんに最善の医療を提供するために利用されます。全国の医療施設診療科の情報を収集することで、手術を行っている施設診療科の特徴、医療水準の評価、適正な外科専門医の配置、手術を受けた方の予後、これから手術を受ける方の死亡・合併症の危険性などを明らかにすることができます。これらの登録情報は匿名化され、患者さまに不利益が生じることはありません。
尚、データ登録の参加については患者さまの自由な意思によりますので、参加されたくない場合は拒否して頂くことができます。
詳細についてはNCD患者さま向け説明資料【PDF:308KB】をご覧ください。
NCDホームページ
(http://www.ncd.or.jp/)