2022年12月 緩和ケア室
吐き気や嘔吐があると食事がとれなくなったり、不快感が続くことで生活を楽しむ余裕もなくなってしまいがちです。がん患者さんの場合、40~70%の方に吐き気と嘔吐の症状が見られます。
吐き気や嘔吐にはさまざまな原因があり、病院ではそれに合わせて吐き気止め(制吐剤)などが処方されますが、ここではお薬以外の方法で吐き気・嘔吐を軽減させると言われている生活の工夫を紹介します。
胃の中に食べ物がとどまっていると吐き気が起こりやすくなります
緩和ケアはがんと診断されたときから必要に応じて行われます。治療中の不調や気分の落ち込みなどの問題が患者さんの日常生活を妨げることがあります。患者さんが生活の質を維持して、自分らしい生活送ることができるよう、さまざまな職種が協力してサポートしていきます。