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HOME > 医療コラム > むせ・飲み込みづらさに悩む方へ― 嚥下検査で見える安心への道―

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2026年1月 リハビリテーション科

むせ・飲み込みづらさに悩む方へ― 嚥下検査で見える安心への道―

食事の時にむせてしまうことはありませんか?
飲み込みにくさを感じたことはありませんか?

こうした症状の裏には、嚥下(えんげ=飲み込み)の機能低下が隠れていることがあります。安全に食べたり飲んだりするためには原因をきちんと調べることが大切です。そのために行なわれる代表的な検査が嚥下造影検査と嚥下内視鏡検査です。

嚥下造影検査と嚥下内視鏡検査
嚥下造影検査
レントゲンを使って食べ物や飲み物の流れを映像で確認する検査です。食べ物を実際に飲み込んでいただき、口から食道にかけての動きを観察します。誤嚥(食べ物が気管に入ってしまうこと)の有無や、どの段階で飲み込みに問題があるかを詳しく調べられます。
嚥下内視鏡検査
鼻から細い内視鏡を入れて、のどの動きを直接見る検査です。色のついた水や食べ物を少しずつ口にしていただき、のどに食べ物が残らないか、気管や肺に入っていないかを確認します。脳卒中や神経難病、肺炎、がんなどの影響で「むせる」「食べ物がのどにつかえる」「飲み込みづらい」といった症状がある方に行われます。安全に食事をとるためには、客観的評価で正確な治療方針を立てる上で、欠かせない検査になります。

当院では、医師・看護師・管理栄養士・リハビリスタッフが連携し対応しています。医師による嚥下評価を実施し、結果は主治医やチームで共有しながら治療方針を検討しています。定期的に評価を繰り返すことで、回復状況を確認しながら安心して食事を続けられるよう支援しています。
また、委員会や勉強会を通して知識を深め、病棟では入院時に看護師が嚥下評価を行い、嚥下障害を持つ方が入院初期から適切な対応を受けられる環境を実現しています。単なる検査ではなく、「安全に食べる喜びを守るための大切な一歩」です。むせや飲み込みに不安がある方はぜひご相談ください。(文:言語聴覚士葛木)

リハビリテーション科


3次救命救急の超急性期患者さんや周術期患者さんを対象に運動機能、呼吸機能、摂食嚥下機能、消化吸収機能および排泄機能等の各種機能の維持、改善又は再獲得に向けた介入を医師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、臨床工学士などと連携してリハビリテーション介入を行っています。


〒063-0005
札幌市西区山の手5条7丁目1番1号

国立病院機構 北海道医療センター

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※午後診療は再診予約のみとなります。

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当院は、病院機能評価3rdG:Ver.3.0の認定を受けています。
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