当院では、がん患者さんとご家族の皆様に、誰でも参加できる交流の場としてがん患者サロン開催を定期的に行っております。リラックスした雰囲気の中で、ご自身と他の参加者の体験が共有できる場としてご利用いただけます。又、がんと診断された患者さんとご家族の皆様に、医療・療養生活に関する情報提供をしております。現在はZOOMを使用したオンラインサロン(予約制)です。参加に際して、お話ししたくない方は必ずしもお話する必要はありません。ほっと一息つける場所として、是非ご利用下さい。
7月11日(木)にがん患者サロンを開催しました。
「ACPってなんだろう?」というテーマで、当院緩和ケア内科 若槻百美医師にミニ講義をしていただきました。
「ACP」とは、もしものときのために自らが望む医療やケアについて前もって考え、家族等や医療・ケアチームと繰り返し話し合い、共有する取り組みのことです。
講演内容
ミニ講義のアーカイブを公開しました。
もしもの時の医療ケアを考える、というと縁起でもない話に感じるかもしれませんが、ご自身にとっても、周りの人にとっても大切なことです。ご自身の内心にとどめておくだけでなく、大切な人や医療者に話してみませんか。
今年度から会場参加+オンラインでの患者会を行っております。患者サロンに興味がある方は、お気軽にがん相談支援センターまでご連絡ください。
2024年9月
北海道医療センター
がん相談支援員
松井 明日香 (看護師)
病気になると、さまざまな悩みが生じ、ご本人だけじゃなくご家族も同じように悩みが生じると思います。 がん相談支援室ではそのような不安や悩みを一緒に考えます。 また、抗がん剤の副作用である脱毛に関する相談、ウィッグやケア帽子の試着も行っております。 緩和ケア・医療機関の紹介・在宅医療や社会資源の紹介・医療費の相談などについては、さらに専門の窓口を紹介しています。 相談内容があなたの同意なしに他者へ知られることはありません。匿名での相談も可能です。一人で悩まず、お気軽に相談ください。