神経筋/成育センター・
難病診療センター共催
講師の戸田達史先生は、東京大学神経内科教授で、神経筋難病の病態を分子レベルで解明し、治療法の開発を進められている研究の第一人者です。東京大学脳神経内科教室の紹介ホームページにも「一昔前まで、神経難病は、多くが原因不明、病気のメカニズムもきわめて難解で、治療の糸口すら見出せませんでした。しかし、過去30年間の分子遺伝学の発展により、事態は一変し、多くの神経難病の病態が分子レベルで解明されつつあり、原因に基づく治療法の開発が進められています。すなわち従前の“なおらない”から“なおる脳神経内科”へ今後もどんどん変革し、患者さんのために疾患を克服することが重要です」(一部抜粋)と記載されています。その代表的な業績の一つに、福山型先天性筋ジストロフィーの遺伝子の解明があります(Nature 1998;394,388-392)。ご講演では、神経筋難病の病態解明、治療薬開発など最先端の研究を推進され、患者さんのために疾患の克服に取り組まれておられる最新の情報に触れることができると考えます。
※本講演会は、お申し込みを頂いた方へ、後日YouTube限定公開をいたします。当日視聴がかなわない方も是非お申し込みいただけますと幸甚です。
2024年10月
難病診療センター
この事業は、難病患者さんにより良い医療を提供することを目的としています。 関係する医療機関や諸施設と連携を図り、住み慣れた地域で安心して療養できるように支援いたします。