新棟「西館」に機能移転された神経筋/成育センターは病院病床が筋ジストロフィー116床、重症心身障害児(者)56床(うち短期入所4 床)です。患者さんの高齢化に伴う合併症の増加が見込まれる中、移転後は急性期の対応が可能となりました。生活にかかせない車椅子や鼻マスクが難しくなった患者さんも道外 から多く来院されます。札幌に移転し、立地的にもアクセスがしやすくなりました。
神経や筋肉の難病の子どもから青年まで、脳神経内科に移行する過程に関わらせていただきます。疾患修飾薬、呼吸リハビリテーション、手動および電動車いす、アシスティブテクノロジー活用をサポートします。成長や活動に合わせて、誰にとっても過ごしやすい環境づくりを進めていきます。
数多くのマスクを取り揃え、顔面皮膚のトラブルを防ぎます。可能な限り気管切開回避に努め、快適なNIV を継続できるようサポートします。
呼吸リハビリテーション、変形を強めないためのストレッチ、車いすのシーティングや人工呼吸器搭載に伴う環境設定など
『働く・遊ぶ・学ぶ』場として、道具・知恵・環境など、できない理由を少しずつ改善し、やってみたい活動をサポート。
神経筋疾患の特性に対応した肝・腎・ 心の生化学項目の測定や呼吸耐力予備 指数(BITI)、遺伝子診断、ベッドサイ ドでの終夜脳波などを実施。臨床の ニーズに合わせ時間をかけて工夫した オーターメイド検査。
人工呼吸器の保守管理。 電動車いす上で使用する人工呼 吸器のバッテリーのチェック。
月~金曜日予約制
全国から来られる入院患者家族や外来患者のための宿泊施設
家族と同室で過ごせるファミリールーム
病室にはテレビモニターの位置や高さを調整できる可動式アームが設置されています。パソコンやゲームなどの操作は、患者さんの手の機能にあった特殊なスイッチを使用しています。
電動車椅子に乗車して活動している多くの患者さんは、テラスやリハビリへ行くためにエレベーターホールにある天井のセンサーで自由に階の行き来をしています。病棟には人工呼吸器を使用している患者さんが多いので、お風呂日はアンビューバッグで呼吸を維持しながらミストシャワーやエレベートバスを使用して入浴します。
作業療法室では動画編集や絵画、ゲームなどの趣味活動や就労している方が集まって作業を行っています。交流ラウンジでは患者さん主体の自治会「ハーモニー」の話し合いや家族との憩いの場として多目的に使用しています。
明るく開放的なデイルームでは、保育士・児童指導員が協力し、個々の患者さんに合わせた遊び、誕生会や季節に合わせた行事を提供しています。また、お昼を食べたり、楽しい時間を過ごすくつ ろぎの場となっております。患者さんの心と身体に寄り添って療育しています。
病室には大きな窓があり、三角山や札幌の町並みなど季節の変化を感じることができます。患者さんの身体の状態に合わせて様々なタイプのベッド、トイレや洗面台をご用意しています。療養生活を快適にお過ごし頂けるよう環境づくりに取り組んでいます。
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