



10月20日(月)に在宅緩和ケア推進研修会を開催しました。当院職員の他、近隣クリニックなどから50名を超える医療職の方に参加していただきました。社会の高齢化が進み、医療やケア・療養の場の選択肢が増えている中、患者・家族が意思決定を迫られる機会も増え、意思決定支援の重要性は高まっています。今回の研修会では意思決定が困難な患者の療養の場について、『身寄りのない人の入院及び医療に係る意思決定が困難な人への支援に関するガイドライン』の知識を習得しながら、臨床倫理の視点に基づいて多職種で事例検討を行いました。
参加した方からは「多職腫での話し合いはそれぞれの立場で着眼点が違うので大きな学びになった。」「倫理という言葉が難しく苦手意識があったがディスカッションが楽しく勉強になった。」「支援する医療側の能力も重要だとガイドラインの説明から学んだ。」という意見がありました。来年度も在宅緩和ケア推進研修会の開催を予定しておりますので多くの参加をお待ちしています。
2025年10月
          がん診療センター 緩和ケア室 
        地域医療連携室
このたび当院では、2025年10月20日医療・ケアに関わるすべての専門職を対象に在宅緩和ケア推進研修会を開催します。
社会の高齢化が進み、医療やケア・療養の場の選択肢が増えています。それに伴い患者・家族が意思決定を迫られる機会も増え、意思決定支援の重要性は高まっております。意思決定が困難な患者が方針や方向性を決定できるよう、専門職種スタッフとともに迷いながら日々話し合いを重ね、そのプロセスで臨床倫理の視点に基づいてケアチームとして話し合いを繰り返すことが必須になります。
そこで、『身寄りのない人の入院及び医療に係る意思決定が困難な人への支援に関するガイドライン』の知識を習得し、事例を用いながら臨床倫理を学ぶ機会を設けました。みなさまこの機会にどうぞご参加ください。
2025年8月
          がん診療センター 緩和ケア室 
        地域医療連携室
