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癌化学療法外来

消化管領域(食道、胃、大腸)および肝胆膵領域のがん患者さんに対する化学療法(抗がん剤治療)を、術前、術後補助療法、もしくは延命目的の緩和的治療として積極的に行っております。各担当医師が外来・入院で化学療法を行っている他、日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医による化学療法外来(毎週火曜日)での診療も行っております。
進行がんに対する薬物療法はここ数年でめざましく進歩しており、消化器がん領域でも従来型の抗がん剤に加えて分子標的治療薬、免疫チェックポイント阻害薬(ニボルマブやペムブロリズマブ)も保険診療下で投与できるようになりました。また化学療法の目的も延命だけでなく、がんを小さくすることで痛みや圧迫感などを軽減する緩和目的の治療、手術を目指す「コンバージョン治療」、手術後の再発予防のための(術前/術後)補助化学療法と多岐にわたっています。治療方針決定のためにがん細胞を用いた受容体タンパク質や遺伝子変異の検査を行ったり、患者さんの持病や生活スタイルにあわせて治療法を選んだりすることも行われています。抗がん剤の副作用を予防したり軽減したりするための方法も年々進歩しており、患者さんへの負担を軽減して化学療法中も生活の質を保てるように工夫しながら診療しています。
このように進行がんの化学療法は治療成績や安全性が年々進歩してきている一方でより専門的な知識や複数の診療科、医療スタッフの協力が必要になってきております。当科には専門的知識をもつがん薬物療法専門医が常勤医として在籍しており、外科や緩和ケアチームなどとも連携して専門的な消化器がん治療を行っております。また、北海道大学病院消化器内科/腫瘍センターと連携し、臨床試験や治験のご紹介もしております。

癌化学療法外来 火曜日午前(要予約) 担当医 中積宏之


〒063-0005
札幌市西区山の手5条7丁目1番1号

受付時間(月〜金曜日)
【午前】8:30~11:00【午後】1:00~ 3:00

※午後診療は再診予約のみとなります。

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