神経筋疾患の中には、嚥下障害を伴う疾患が多数あります。食べることは、栄養を確保すること、また、なにより患者さんにとっては、“日々の楽しみ”という点からとても重要です。今回は、神経筋疾患の栄養管理・嚥下障害への対応と題し、2つの視点からの講演を企画しました。
1つ目は、ポジショニングをポイントにした支援についてです。嚥下障害に対する介入は、嚥下訓練、食べ物の工夫などが思い浮かびますが、同様に、食事におけるポジショニングは非常に重要です。研修会を通して見落とされがちなポジショニングについて学んでいきましょう。
2つ目は、神経難病における栄養療法の考え方についてです。今回は、神経筋疾患、特にALSにおける栄養療法の第一人者である東京都立神経病院の清水俊夫先生を講師にお迎えいたします。病初期から適切な栄養管理を行うことの治療的意義、胃瘻の考え方、具体的な栄養管理方法など、貴重なお話を伺える機会です。是非お申込みください。
※本研修会は、お申し込みを頂いた方へ後日YouTube限定公開をいたします。当日視聴がかなわない方も是非お申し込みいただけますと幸甚です。
Zoom 登録リンク2023年8月
難病診療センター
この事業は、難病患者さんにより良い医療を提供することを目的としています。 関係する医療機関や諸施設と連携を図り、住み慣れた地域で安心して療養できるように支援いたします。