北海道医療センター 難病診療センターでは、北海道難病医療提供体制整備事業の一環として、難病への理解を深める活動をとおして、道民の皆様との連携を強めることを目的に、5月23日の「難病の日」を記念した講演会を配信いたします。
今年は、“みんなで考え・参加する難病医療”をテーマに『患者・市民参画(PPI , Patient and Public Involvement)についてかんがえよう』についての講演をお届けします。
~ 講師のご紹介 ~
世界各地で開催される、Rare Disease Day (世界希少・難治性疾患の日、通称 RDD) の日本事務局である、NPO法人ASrid 理事長。
RDDは、より良い診断や治療による希少・難治性疾患の患者さんの生活の質(QOL)の向上を目指して、スウェーデンで2008年から始まった活動です。うるう年(2月29日)は”希少”であることに由来し、毎年2月を中心に、希少・難治性疾患の啓蒙/啓発活動を行っています。
活動には、当事者だけでではなく高校生や企業など、日本各地、様々な団体が参加しており、難病にふれ、共に学び・考える機会となっています。
北海道医療センター公式YouTubeより配信しておりますので、是非ご視聴いただけますと幸いです。
JPAのホームページには、
『難病は人口の一定の割合で発症すると言われており、けっして特別なものではありません。あなたがそうであるかもしれないし、あなたのご家族やご親戚、あるいは友人や会社の同僚のなかにも難病で療養されている方や治療を続けながら働いておられる方がいるかもしれません。そうした方々に想いを寄せていただける日になれば幸いです。』
とあります。
北海道難病診療連携拠点病院である北海道医療センターも、難病への理解を深める活動をとおして、道民の皆様との連携を強めたいと考えています。
2023年5月
難病診療センター
この事業は、難病患者さんにより良い医療を提供することを目的としています。 関係する医療機関や諸施設と連携を図り、住み慣れた地域で安心して療養できるように支援いたします。