MS患者さんのうち半数に何らかの睡眠に関連した障害があると報告されていますが、診療の現場では見過ごされていることが多いのが現状です。MSの中枢神経病変により睡眠障害が発生すると考えられている一方で、睡眠障害がMSに悪影響を及ぼすことも示唆されています。北海道医療センターでは腕時計型センサーを用いてMS患者さんの睡眠評価を行う臨床研究を始めました。ご協力いただけそうな方は是非動画をご覧ください。
2024年4月
神経免疫疾患センター
宮﨑雄生
当センターではそれぞれの疾患の診療に精通した神経内科専門医が中心となって診療に従事します。 加えて眼科、呼吸器外科、泌尿器科、精神科、リハビリテーション科など他の診療科の医師も加わり、看護師、薬剤師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚療法士、医療ソーシャルワーカー、 治験コーディネーターなど多くの職種が協力して患者様の療養をサポートいたします。