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小児代謝疾患を学ぶ会

第12回(2026年3月)ミトコンドリア病と関連疾患を学ぶ

先天代謝異常症の中でも「とっつきにくい」と感じられがちなミトコンドリア病ですが、実は約5,000人に1人以上と決して稀ではなく、小児から成人 まで幅広い年齢で発症します。神経・心臓・腎臓など多臓器にわたる多彩な症状を呈するため、知らなければ診断にたどり着けない疾患群でもあります。

本勉強会では、臨床の現場で遭遇し得る3つの症例を通して、ミトコンドリ ア病の理解を深めます。

ミトコンドリア病は従来、治療が難しい疾患とされてきましたが、近年は病態解明が進み、診断・治療の選択肢も着実に広がっています。本会を通 じて、「疑う力」と「診断につなげる視点」を身につけていただければ幸いです。

短時間でポイントを学べる内容となっておりますので、ぜひお気軽にご視聴ください。

北海道医療センター 小児遺伝代謝センター

※動画はこのページ内で再生できます。YouTubeアプリや大画面で見たい場合は、再生後に右下のロゴをクリックしてください。

【症例1】MELASの1小児例における脳卒中様発作発症因子の検討
牧山 暉祥 先生(北海道医療センター臨床研修部)
【症例2】重症心不全を呈したBarth症候群の乳児例
板橋 立紀 先生(北海道大学病院小児科)
【症例3】乳児ネフローゼ症候群から見るミトコンドリア腎症
鈴木 涼太 先生(北海道大学病院小児科)

先天代謝異常症は、小児医療の中で欠かせない分野のひとつです。現在では 、新生児マススクリーニングの導入によって、世界中の多くの子どもたちが重い病気の発症を防ぐことができるようになっています。また、代謝クライシスを起こしてしまった場合でも、早く診断し、適切な治療を始めることで命を救えるケースが増えてきました。

近年ではタンデムマススクリーニングの導入、網羅的遺伝子検査の発展、新しい治療法(酵素補充療法に限らずさまざまな選択肢)など、この分野の科学的知見はますます広がりをみせています。それに伴い、一般小児科医が日常診療で知っておくべきことも増えてきています。

こうした背景のもと、先天代謝異常症の分野は今後さらに専門性が高くなると予想されますが、それがかえって敷居を高くしてしまい、興味を持つ若手医師が減ってしまうことも危惧されます。

そこで道内3大学の小児科長が議論を行い、先天代謝異常症についてエキスパートから学ぶ定期勉強会を企画しました。多くの小児科医の先生方にご参加いただき、日常診療に役立つ“代謝リテラシー'を身につけていただければと考えています。専門的な分野に感じられるかもしれませんが、基本的な知識から丁寧に学べる機会です。ぜひご視聴ください。


【問い合わせ】北海道医療センター小児神経内科 メール・北海道大学小児科 メール 阿部 二郎

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小児遺伝代謝センター


北海道では唯一の先天代謝異常症などの遺伝性疾患の診療および遺伝カウンセリングを行う専門施設です。北海道、札幌市における新生児マススクリーニングでの検査コンサルティングを引き受けており、スクリーニング陽性者に対しての、精査・診療を行っています。こどもの病気は、原因がよくわからない身体発育や精神発達の遅れを示すことがよくあります。その中に、先天性代謝異常症、神経変性疾患などの様々な遺伝的な病気が含まれております。国内の専門機関と協力して、代謝産物の分析、染色体検査、遺伝子診断などを行っています。

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