内科系プログラム | 外科系プログラム | その他のプログラム |
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川村 秀樹 | 日本外科学会専門医・指導医、日本消化器外科学会専門医・指導医、 日本消化器病学会専門医・指導医、日本内視鏡外科技術認定医、日本がん治療認定医、マンモグラフィー読影認定医、医学博士 |
三野 和宏 |
日本外科学会指導医・専門医、日本消化器外科学会専門医、日本がん治療認定医、 消化器がん外科治療認定医、日本消化器病学会専門医、日本透析医学会専門医、検診マンモグラフィー読影医、医学博士 |
本間 直健 |
日本外科学会専門医、日本呼吸器外科専門医、 日本乳癌学会認定医、検診マンモグラフィー読影医、日本がん治療認定医、肺がんCT検診認定医 |
● 一般目標
初期臨床研修の中で、社会人、医療者としての人格形成と社会的ルール・モラルの習得を目指します。 外科は呼吸器外科と共同で治療にあたっていますので、外科研修は外科・呼吸器外科研修となります。一般外科、消化器外科、呼吸器外科、乳腺・内分泌外科など広く外科診療を担当するほか、術前術後の化学療法も行っています。体力的には大変かもしれませんが、極力手術にはいって頂き手術手技の基本を習得して頂きます。また、回診や術前カンファレンスなどに参加して頂き、術前術後管理や外科的な治療の進め方について学んでもらいます。外科志望の場合には入院患者の受け持ちや術者の機会を与え、外科的診療技能の更なる向上を目指してもらいます。
● 行動目標
▶ 週間スケジュール
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
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8:15~ | カンファレンス | カンファレンス 抄読会 |
カンファレンス | カンファレンス | カンファレンス |
午前 | 外来or手術 病棟回診 |
外来or手術 病棟回診 |
外来or手術 病棟回診 |
外来or手術 病棟回診 |
外来or手術 病棟回診 |
午後 | 検査or手術 or自己研鑽 |
検査or手術 or自己研鑽 |
検査or手術 or自己研鑽 |
検査or手術 or自己研鑽 |
検査or手術 16時~病棟・手術症例 カンファレンス |
夕方 | 17時~ 消化器内科 カンファレンス |
薬剤説明会 (不定期) |
※ 消化器内科とのカンファレンス後に手術予定患者の中から1例選んでプレゼンテーションをして頂きます。
※ 英文論文の抄読会を持ち回りで行っています(研修中1回は担当になります)。
※ 機会があれば学会参加、学会での報告をして頂きます。
※ 研修期間に症例を受け持った場合は、診断、検査、術後管理について症例レポートを提出して頂きます。
吉田 俊人 | 日本心臓血管外科学会専門医 |
● 心臓血管外科での対象疾患
● 心臓血管外科での手術
● 研修内容
▶ 週間スケジュール
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
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午前 | 手術 | 外来(川崎) |
手術 | 外来(吉田、川崎) | 手術 |
午後 | 手術 | カンファレンス | 手術 | 血管生理検査 専門外来 外来(吉田) |
手術 |
*週1回循環器内科と合同カンファレンス
伊東 学 | 日本整形外科学会整形外科専門医・脊椎脊髄病医・運動器リハビリテーション医、 日本脊椎脊髄病学会脊椎脊髄外科指導医・専門医 |
紺野 拓也 | 日本整形外科学会整形外科専門医 |
● 整形外科の紹介
当科はあらゆる年齢層の運動器疾患の治療を行っております。特に脊椎脊髄疾患の治療に力をいれており、小児から成人の脊柱変形、脊椎の感染症や腫瘍性疾患、脊椎脊髄外傷、椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などの一般的な変性疾患など、全脊柱に起こるあらゆる病態の治療をおこなっているのが特徴です。重度の脊柱変形に対する脊柱再建術から、低侵襲の脊椎内視鏡手術まで幅広い診療を行っています。高齢者に多い股関節や上肢の骨折に対する手術治療も数多く行っています。アジア諸国をはじめ海外の医師が脊椎脊髄手術を見学に来る機会が多く、日常診療の中で英語を使用したディスカッションがあるのも大きな特徴になっています。四肢の重度外傷に対する血管・神経縫合なども開始し、整形外科全部分野における幅広い医療を展開しています。
● 研修内容
▶ 週間スケジュール
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
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午前 | 病棟・手術 | 手術 | 外来・病棟 | 手術 | 外来・病棟 |
午後 | 手術 | 手術 | 病棟・手術 | 手術 | 病棟・手術 |
火曜日朝8時15分から9時 術後カンファレンス
水曜日朝8時30分から9時 リハビリテーション合同カンファレンス
木曜日朝8時15分から9時 術前カンファレンス
▶ 指導医のマンツーマン指導のもと、患者や家族とのコミュニケーション技術、 インフォームドコンセント、適切なカルテ記載法なども習得します。
▶ 担当医となった症例を地域研究会や学会で報告できるように指導いたします。
数又 研 | 日本脳神経外科専門医・指導医、日本脳卒中外科学会技術指導医 |
● 脳神経外科の紹介
脳神経外科の対象となる疾患は多岐にわたりますが、北海道医療センター脳神経外科では脳血管障害(いわゆる脳卒中の診療)に24時間365日対応しています。
また予防医学の観点から未破裂脳動脈瘤や頸部内頚動脈狭窄などに対しては将来の脳卒中発症リスクを低減する外科的治療を実施しています。
北海道大学病院と連携した脳腫瘍に対する集学的治療も特色の一つです。加えて、3次救急拠点病院として、頭部外傷などの重症疾患も受け入れています。
脳外科スタッフは、脳神経外科専門医2名、脳卒中専門医1名、脳神経血管内治療専門医1名からなり、脳卒中学会認定の一次脳卒中センターとしての機能をもっています。
脳神経外科での研修を選択された方には、日常診療にそった実践的な研修をしていただきたいと思います。
● 一般目標
● 行動目標
▶ 週間スケジュール
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
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8:30 | リハビリ カンファレンス |
カンファレンス | カンファレンス | カンファレンス | カンファレンス |
午前 | 手術 | 病棟回診, 処置 |
病棟回診, 処置 |
手術 | 検査 |
午後 | 血管撮影, 血管内手術 |
病棟回診, 処置 |
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16:00 | 術後検討 カンファレンス |
カンファレンス | 術後検討 カンファレンス |
術後検討 カンファレンス |
カンファレンス |
※ 朝夕のカンファレンスで、症例検討を行い、その他、朝に主に新患紹介、夕に画像検討を行う。
廣﨑 邦紀 | 日本皮膚科学会専門医、 がん治療認定機構認定医 |
● 学会認定施設
● 皮膚科の紹介
● 研修目標
皮膚科を選択した場合、選択期間に応じた目標を設定し、指導医による教育を行う。皮膚科の基本的診断、皮膚生検や各種検査法、手術手技の基礎を習得する。
● 研修内容
▶ 週間スケジュール
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
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午前 | 外来 | 手術/外来 | 外来 | 外来 | 外来 |
午後 | 病棟 | 褥瘡回診 | 病棟 | 病棟 | 手術/病棟 |
夕方 | 説明会* |
※ カレンダーに開催有無記載
● 注意事項
齋藤 有 | 日本形成外科学会専門医・皮膚腫瘍外科分野指導医、日本熱傷学会専門医 |
● プログラム概要
形成外科とは、身体に生じた組織の異常や変形、欠損、あるいは整容的な不満足に対して、あらゆる手技や特殊な技術を駆使し、機能のみならず形態的にもより正常に、より美しくすることによって生活の質(Quality of Life)の向上に貢献する、外科系の専門良識である。当院においては、皮膚科研修の一環として形成外科の手術に参加し、知識や手技の習得を目的とする。
● 一般目標
● 行動目標
▶ 週間スケジュール
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
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午前 | 手術 | ||||
午後 | 手術 |
※ 臨時手術への参加は、本科である皮膚科研修との調節がつけば参加可能。
笹村 啓人 | 泌尿器科専門医・指導医 |
● 研修領域
一般泌尿器科、泌尿器科手術
● 泌尿器科の紹介
泌尿器科は副腎、腎、尿管、膀胱、前立腺。精巣、陰茎を原因とするさまざまな症状と病院を診察師治療する診療科です。良性疾患としては尿路性器感染症、尿路結石症、前立腺肥大症、神経因性膀胱、骨盤臓器脱など、悪性疾患としては腎癌、腎盂尿管癌、膀胱癌、前立腺癌などの尿路性器腫瘍を扱います。また、泌尿器科では、泌尿器疾患に伴う症状を訴えて直接泌尿器科外来を受診する患者や、他科から泌尿器疾患を疑われて紹介される患者を診療しますが、外来診療による診察、検査の立案、疾患の診断、治療方針の決定、手術、外来でのfollow upと一連の治療に関連する医療を継続的に施行することが大きな特徴でもあります。この流れを研修していただくことになります。
● プログラム概要
一般目標:泌尿器科の幅広い疾患の基礎的知識とその診断・治療技術を習得する。
● 行動目標
▶ 外来診療について
▶ 病棟診療について
▶ 手術治療について
▶ 週間スケジュール
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
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朝 | カンファレンス | カンファレンス | カンファレンス | カンファレンス | カンファレンス |
午前 | 病棟回診 手術研修 |
病棟回診 外来実習 |
病棟回診 手術研修 |
病棟回診 外来実習 |
病棟回診 外来実習 |
午後 | 手術研修 | 検査・処置実習 | 手術研修 | 検査・処置実習 | 検査・処置実習 |
齋藤 裕司 | 日本産科婦人科学会専門医・指導医、日本婦人科腫瘍学会専門医・指導医、 日本臨床細胞学会専門医・指導医、日本がん治療認定医機構認定医、日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医、 日本内視鏡外科学会技術認定医、日本医師会認定産業医、母体保護指定医 |
北村 晋逸 | 日本産科婦人科学会専門医・指導医、母体保護法指定医、日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医・評議員、日本医師会認定スポーツ医 |
内田 亜紀子 | 日本産科婦人科学会専門医、日本がん治療認定医機構認定医、 日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医、日本内視鏡外科学会技術認定医、日本性感染症学会認定医 |
宮川 博栄 | 日本産科婦人科学会専門医、日本臨床細胞学会細胞診専門医、日本人類遺伝学会・日本遺伝カウンセリング学会臨床遺伝専門医 |
● 研修領域
婦人科、産科、不妊症 (産科・不妊症は主に産科研修施設指導医)
● 一般目標(GIO : General Instructional Objects)
女性の生理的・形態的・精神的特徴、あるいは特異性の高い病態を把握し、女性に特有の基本的診察あるいは診察態度・検査・手技・治療法などの産婦人科診療の特殊性に精通することを目標とします。当院では婦人科のみを標榜していますので婦人科に関する研修のみを行い、産科および不妊症研修は当院と連携している産科研修施設で行われます。
● 行動目標(SBO : Specific Behavior Objects)
● 研修のプログラム
▶ 外来実習(SBO ①②③④⑤⑥)
▶ 病棟実習(SBO ⑦⑧⑨⑩⑪⑫)
● 研修スケジュール概要
【第1クール】 |
第1週:オリエンテーション、病棟実習、手術実習 |
第2週:受け持ち患者決定、外来実習、病棟実習、手術実習 |
第3週:受け持ち患者決定、外来実習、病棟実習、手術実習 |
第4週:第1クールまとめ、中間評価 |
【第2クール】 |
第1週:受け持ち患者決定、外来実習、病棟実習、手術実習 |
第2週:受け持ち患者決定、外来実習、病棟実習、手術実習 |
第3週:受け持ち患者決定、外来実習、病棟実習、手術実習 |
第4週:第2クールまとめ、最終評価、達成度確認 |
▶ 第1クールは主に知識・態度の習得を中心とし、第2クールは技術の習得を中心とします。
▶ 週間スケジュール概要
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
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午前 | 病棟or外来 | 病棟 | 病棟or外来 | 手術 | 手術 |
午後 | 手術 | カンファランス | 病棟or外来 | 手術 | 病棟or外来 |
▶ 救急患者、緊急手術には随時立ち会うことを原則とします。
▶ 患者および家族へのインフォームドコンセントの際の立ち会いも原則とします。
▶ 各種カンファランス(病棟・術前など)への参加も原則とします。
溝口 兼司 | 日本耳鼻咽喉科学会専門医、日本気管食道科学会専門医 |
● 研修領域
一般耳鼻咽喉科、頭頸部外科
● 耳鼻咽喉科の紹介
耳鼻咽喉科は、人間の5感のうち、嗅覚・聴覚・味覚に関連し、人間にとって重要な機能である呼吸・嚥下・発声・構音・平衡機能などを扱い、その診療範囲は耳、鼻、口腔、咽頭、喉頭、頭頸部と多岐にわたります。耳鼻咽喉科の研修を通じて、耳・鼻・咽頭・喉頭・頸部の基本的な診察方法を理解し、中耳炎・難聴・めまい・副鼻腔炎・鼻出血・咽頭喉頭炎・扁桃炎・頸部リンパ節腫脹・頭頸部腫瘍などの疾患の診断・治療技術を習得する事を目標としています。
● プログラム概要
一般目標:耳鼻咽喉科の幅広い疾患の基礎的知識とその診断・治療技術を習得する。
● 行動目標
▶ 耳疾患について
▶ 鼻疾患について
▶ 口腔・咽喉頭・頸部疾患について
▶ 週間スケジュール
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
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午前 | 病棟回診 外来実習 |
病棟回診 手術研修 |
病棟回診 手術研修 |
病棟回診 外来実習 |
病棟回診 外来実習 |
午後 | 外来実習 | 手術研修 | 手術研修 | 検査・処置実習 | 手術研修 |
夕方 | 外来カンファレンス | 病棟手術カンファレンス |
田川 小百合 | 日本眼科学会専門医 |
● 研修領域
一般眼科
● 眼科の紹介
人間の得る情報の8割以上が視覚情報と言われており、人生のQOLを維持するためには視覚を守ることが大切です。近年は高齢化に伴い、白内障・緑内障・加齢黄斑変性症など眼科の疾患にかかる患者さんが増えています。眼科ではこれらの疾患を含めた様々な視覚に関係する疾患の診断、治療を行います。
● 一般目標
眼科疾患全般の基礎的知識とその診断・治療技術を習得する。
● 行動目標
▶ 週間スケジュール
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
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午前 | 外来実習 | 外来実習 | 外来実習 | 外来実習 | 外来実習 |
午後 | 外来実習 | 手術研修 | 外来実習 | 手術研修 | 外来実習 |
松尾 雄一郎 | 日本リハビリテーション医学会専門医・指導医、日本神経学会専門医・指導医、日本臨床神経生理学会専門医・指導医、日本内科学会認定内科医 |
● 一般目標
リハビリテーション科初期研修の目標は、心身の症状を適切に評価し、リハビリテーション治療の計画を通してチーム医療を修得することです。また症状に対する専門的検査および治療の手技を修得することです。さらにリハビリテーションの保険診療を理解し、包括的にリハビリテーション・プランを作成し実践できるようになることです。
● 行動目標
1. リハビリテーション評価に対する行動目標
2. 手技および検査への行動目標
● スケジュール
▶ 研修プログラム(初期研修2年目の1~2か月、4~8週間、各週1日~でも可能)
全期間リハビリテーション外来業務として研修
▶ 週間スケジュール