最終更新日:2026年3月10日
執筆・監修:北海道医療センター がん診療センター
消化器内科 医長 中積宏之

① 内視鏡治療(EMR、ESD)
内視鏡を使って大腸の内側からがんを切り取る治療方法です。お腹に傷をつくらずにがんを完全に取り除くことができます。
② 外科手術(腹腔鏡・ロボット支援手術)
当院では、お腹に小さい穴を開けて専用の器具で手術を行う腹腔鏡下手術、ロボット支援手術を行っています。がんを含めた大腸の一部を取り除き、周囲のリンパ節を取り除く治療です。直腸がんの場合、人工肛門造設術を追加することがあります。
③ 薬物療法(抗がん剤治療、分子標的薬、免疫療法)
手術後の再発予防、もしくは手術が難しい進行・再発がんに対して行われます。 飲み薬タイプの抗がん剤と点滴タイプの抗がん剤を単独、または組み合わせて治療を行っていきます。最近では、大腸がんの部位(お腹の左側の大腸か右側の大腸か)、がん遺伝子の特徴に合わせて効きやすい薬を選ぶ「個別化治療」が進んでいます。
※「便が細い」「お腹がはる」といった症状でお悩みの方は、 当院の便秘外来 でも詳しくご相談いただけます。
当院では、消化器内科による高度な内視鏡診断から、外科による最新のロボット支援手術まで、診療科の枠を超えたチームとして一貫した治療を行っています。どのステージにおいても、患者さんお一人おひとりに最適な医療を、迅速かつ安全に提供いたします。
気になることがありましたら消化器内科へご相談ください。※当院は「北海道がん診療連携指定病院」として、医師、認定看護師、各部門が密接に連携し、質の高いがん医療を実践しています。