担当医師は、多発性硬化症を専門とする当院臨床研究部長の新野正明医師、並びに神経内科宮﨑雄生医師が担当します。
新野医師は、多発性硬化症治療ガイドライン2010の研究協力者として、その作成に携わっており、これまで多くの患者向け並びに一般神経内科医師向けの講演を行っています。 新野、宮﨑両医師は、多発性硬化症を中心とする免疫性神経疾患の共同研究に参加するとともに、自ら多くの研究を行っています。 両医師とも、カナダ・モントリオールにあるマギル大学にて多発性硬化症の研究に従事したことがあり、 欧米に患者が多いこの疾患に精通しており、日本での多発性硬化症の臨床試験にも積極的に参加しています。 最近の日本や海外の臨床試験に関する情報も多く持っていますので、 それらも踏まえて、治療法も含めて相談していきます。
多発性硬化症は若年成人に発症する脳や脊髄、視神経の病気で、脱力、ふらつき、見えづらさ、しびれ、感覚の鈍さなど様々な症状が出現します。 繰り返しこのような症状の出現する方や、すでに他院で多発性硬化症と診断されている方のセカンドオピニオン目的の受診も可能です。 (その際には、現在診察を受けられている先生にご相談いただいた上で、受診していただきたいと考えております。) 臨床試験を希望される場合もご相談ください。
当院での視神経脊髄炎スペクトラム障害(NMOSD)診療の4つのポイントを解説しました。当院への通院をご検討いただける方は是非ご覧ください。
お電話にてご予約ください。
病院代表(011-611-8111)に電話していただき、「多発性硬化症・視神経脊髄炎専門外来」に希望の旨をお伝え下さい。外来受付(2A)に転送され、予約の手続きをいたします。
※他の患者さまとの予約との関係もあり、受診日・時間はご希望に沿えない場合がありますので、あらかじめご了承ください。