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慢性腎臓病(CKD)について(1)

新たな国民病、成人の8人に1人が罹患している病気があります。
それは慢性腎臓病です。CKDとも言います。

慢性腎臓病は原因が何であれ、
1.腎機能が3ヶ月以上低下しているか、
2.血尿や蛋白尿が3ヶ月以上続く
場合に診断されます。

慢性腎臓病の患者さんは、透析導入となる末期腎不全になりやすいだけでなく、心筋梗塞や脳卒中などの心血管病にもかかりやすいと言われています。

症状は、末期になるまでほとんどありません。なんだが具合が悪いなあと病院を受診してみると、もう透析が必要な状態と言われる方もまれではありません!

慢性腎臓病の方が透析が必要な状態まで腎機能が悪化すると、そこから良くなることはありません。だから早めに見つけて早めに治療することがとても大事です。

最初に必要な検査は、尿検査と血液検査です。
尿検査の蛋白尿と血液検査のクレアチニンを検査します。

  • 尿蛋白が0.15g/gCr以上
  • 推定腎機能が60ml/分未満

慢性腎臓病です。

クレアチニンから推定腎機能がわかります。推定腎機能と蛋白尿から慢性腎臓病の重症度がわかります。

CKD重症度分類

実際の現場ではこちらのCKD重症度分類表が用いられています。

重症度で赤信号になると死亡、末期腎不全、心血管病発症の危険性が高くなります。

GFR区分でステージ5になると末期腎不全となり、透析寸前か、透析が必要な状態となります。

2022年11月22日
北海道医療センター
腎臓内科 医長 柴崎 跡也


慢性腎臓病の悪化による透析導入患者数はいまだに減少していず、厚労省は年間の新規透析導入患者数を35,000人以下にするという数値目標を設定し、全国の医療機関で慢性腎臓病の重症化予防に取り組んでいます。当院は西区の腎臓内科施設として、慢性腎臓病の重症化予防に力を入れ、病診連携を行っております。


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