まず慢性腎臓病の原因となっている病気の治療をしっかり行うことが大事です。(血糖コントロールや腎炎の治療など)
もとの病気に関わらず大事なことは、
です。(当院で血圧、体重記録用の冊子を配布しています)
次に大事なことは
どれも自分でできることです。
さらに処方された薬をしっかり服用し、受診を中断しないことです。
仕事が忙しくて受診を中断し、薬も服用しなくなると、その後腎機能が悪化して、透析が必要になる場合があります。
きちんと治療を続けているより何年も早く透析が必要になる方がいます。
慢性腎臓病は皆さん自身のがんばりが一番大事となる病気です。
セルフケアをしっかり行ってくださいね。
慢性腎臓病と塩分コントロールの小冊子も参考にしてくださいね!
2022年12月14日
北海道医療センター
腎臓内科 医長 柴崎 跡也
慢性腎臓病の悪化による透析導入患者数はいまだに減少していず、厚労省は年間の新規透析導入患者数を35,000人以下にするという数値目標を設定し、全国の医療機関で慢性腎臓病の重症化予防に取り組んでいます。当院は西区の腎臓内科施設として、慢性腎臓病の重症化予防に力を入れ、病診連携を行っております。