X線TV検査とはX線を連続的に照射して、臓器の状態などをリアルタイムに観察し撮影を行う検査です。
X線TV室では、消化管造影(胃、十二指腸、小腸、大腸の造影)の他、内視鏡を用いたERCP(内視鏡的逆行性胆管膵管造影)などの消化器系の検査、気管支鏡を用いた呼吸器系の検査、膀胱鏡を用いた泌尿器系の検査、神経根ブロックや脱臼の整復などの整形系の検査を主に行っています。
当院では、2022年9月に2台のX線XV装置が更新され、汎用型とCアーム型の2種類の装置となりました。
汎用型の装置は頭側、足側に管球を傾けて、斜めからの観察も行うことができ、ワンショットの撮影や連続の撮影が行えます。また、Cアーム型の装置は頭足方向に加えて、左右方向にも管球を傾けることができるため、検査を受ける方の身体を左右に傾けることなく検査を行うこともできます。装置は検査の内容によって使い分けています。