栄養管理室は「おはようございます!」の元気な声と笑顔でスタートします。 「元気な声」は一日の活力となり、「笑うこと」は免疫力を高めるパワーとなります。患者様に毎日のお食事を通して、このパワーと笑顔をお届けするために日々努力をしております。
栄養管理室は統括診療部に属しており、疾病治療の一環としての栄養管理(患者給食、栄養管理計画の実施、栄養指導、教育)を行っています。
令和2年7月より、新しくなった栄養管理室にて今まで以上に衛生管理を強化することでより安全な食事作りに励んでいます。
更に平成22年3月より北海道医療センターとしてスタートし、脳神経外科及び神経内科が新設され、需要が高まってきた嚥下食(摂食、嚥下機能に適した食事)は嚥下食ピラミッドに準拠した5段階の内容で提供しています。 さらに、しっかり食べて頂けるようにと見た目や味、食べやすさの工夫を調理師のアイディアで常に見直し続けています。
栄養相談は「わかりやすい」をモットーに、疾病治療や進行防止を目指し、患者様が自己管理をするための援助と潤いのある生活の維持向上を図ることを目的として、個人・集団の
栄養相談を行っております。
令和2年度栄養指導件数は個人、集団指導を合わせて1717件で、疾病の内訳は全体の80%を糖尿病がしめ、腎臓病、循環器疾患、消化器疾患と続きます。
集団指導では入院患者を対象に医師・看護師・薬剤師・臨床検査技師・理学療法士・管理栄養士らによる糖尿病教室を開催しており、外来では糖尿病の外来患者を対象に、実践しやすくわかりやすい内容を目指して、開催しております。また、生活習慣病の予防で、栄養指導を希望される方への個別指導も実施しております。
これからも「いつも患者さまのことを考え、自分に何ができるのかを考える」気持ちを持ち続け、″心″ある対応を行っていきたいと考えております。
(令和3年8月16日現在、コロナ感染の影響により外来の集団指導は休止しております。)
2023年度臨床研究業績一覧(講演・学会発表・栄養士協議会 グループ学術研究会)