更年期
ホルモン治療している友人と同じ症状で、更年期症候群だと思います。
同じような症状に感じる病気が色々ありますので、それらの可能性を除外してから治療をすることが大切です。最初から更年期と決めつけると、大事な病気を見逃すことがあります。
どのような症状がでますか?
閉経前後になると、卵巣の機能が低下し、女性ホルモンの一種であるエストロゲンの分泌が減少しはじめます。その変化に身体がついてゆけず、ほてり、発汗、冷え、息切れ、不眠、肩こり、頭痛、めまいなどの症状が現れるようになります。これらのどれがどのように出るかは人によって様々です。
ホルモン治療は怖いのですが…
適切な使用のもとでは、リスクはかなり少ないです。乳がんに関しては5年未満のホルモン補充療法では危険性の上昇はないと言われています。それでも使用したくない方や、使用不可能な方(乳がん、子宮体がん、血栓塞栓症などをもっている方)、あるいは症状からホルモン剤以外がよいと考える方には、漢方治療や抗不安薬などほかの治療方法もありますので、医師とご相談ください。